パリの恋人
※画像を増やすために作成たものです。 こちらで購入はしないで下さい。過去を隠したまま財閥一家に嫁ぎ、トップに上り詰めた女の波乱万丈な人生と、その女性を守ると決意した男の物語。ストーリー展開が早く飽きません。何より、登場人物たちのドロドロの愛憎劇が凄くて目が離せなくなります！特に女たちが圧倒的存在感を放っている。政界にも強い影響力を持つ大財閥JKグループ会長コン・スノ。溺愛していた次男の嫁インスク(ヨム・ジョンア)に、これでもかと冷たく接します。名前で呼ばず「K　ケイ」とイニシャルで呼んだり。家族にも「ケイ」と呼ばせ馬鹿にする。 このシーンに関して、女優コ・ヒョンジョンの体験がモチーフになっている、という説があります。名前で呼ばず「イニシャルで呼ぶことで、仲間はずれにしていた」というウワサ。コ・ヒョンジョンは、伝説の韓国ドラマ「砂時計」で不動の地位を確立した後、1995年 24才の時に財閥二世と結婚し、芸能界を引退。韓国のトップ財閥「新世界グループ(サムソン)」の御曹司と結婚しました。絵に描いたような玉の輿、シンデレラストーリーでしたが、女優出身であったため、財閥一族に家族として受け入れてもらえず、その葛藤で苦労した、というのは事実のようです。コ・ヒョンジョンがいる時に、夫の親族が、わざと英語で会話をしコ・ヒョンジョンを仲間外れにした、という噂もあります。真相は定かではありませんが、本作でも、ヒロインのインスクは衆目の前で義母コン・スノ会長に頭から水を掛けられたり、蔑まれたりしています。コン・スノも、夫の愛を得られず、夫の死後もその孤独と悲しみから癒やされることはありません。 コン・スノの息子で長男のドンジン、三男のドンミンは、会長の後釜を虎視眈々と狙っていがみ合う。長男の嫁で財閥の令嬢だったユンソと三男の嫁ギジョンは、庶民出身のインスクを馬鹿にしながら、やはりコン・スノの地位を狙っている。インスクは奉仕活動を続けており「天使」と呼ばれていましたが、優しい顔の裏に時々フッと悪魔のような冷たい表情をみせる。憎み合いながらもどこかで時々、女にしか分からない痛みを共感している女たち。彼女たち全員が主人公に見えるドラマです。

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